我が家は空前のスマートロックブームでして、父がSESAME4を導入してから家の鍵を持たないという生活が続いています。
公式のYouTubeチャンネルに商品の説明があるのですが、メカ的にも面白いですし、商品への愛情が伝わってきてとても好きです。
ところで
このツイートがSESAMI 4導入時ですね。2023年4月19日。
これから1週間後の2023年4月26日に新製品が発表されました。人生…
自宅用と書斎のある建物用に2つ購入した父は、公式サイトでちょっと安くなったのはこれがあったからかとガッカリしていました。
僕は自分でお金出した訳ではないので別に良かったのですが、この時に発表された新商品であるSESAMI サイクル2が今回の本題です。
これが発表時のライブです。
僕はNIKKOのリングロック NC172を愛用していたのですが、僕が乗らないので父がメインで乗っているOLD DAHONにSESAMI サイクル2を付けてくれと頼まれ、ついでに僕の分も買ってくれるとのことだったので移行が決定しました。
家の鍵を持たないということは連鎖的に自転車の鍵も持たないということで、物理キー式の錠は正直意味なかったんですよね。
購入したSESAMI サイクル2は白色です。
でもこの記事のキャッチ画像に写ってるのは黒色ですよね。
理由は簡単。新商品発表直後に白しか無かったので白を注文したら、後から黒色モデルが追加されたのです。人生…
白は妹の白いチャリに回すことになりました。自転車の汚れって大体黒なので、付ける部品は汚れが目立たなくなる黒系統が良いんですよね。
あとロゴとかこのブログ見るだけで分かると思いますが僕は黒が大好きです。
この箱の3DCADから出力した感溢れる本体の図がとても良いです。
タイヤの模様が印刷された箱の中には細かい部品類が入ってます。
- 鍵(物理的な解錠用)2本
- 黒バージョンの電池の蓋
- 自転車取付用金属バンド(Φ13mm・Φ16mm・Φ19mm 各2本ずつ)
- 金属バンド固定用ネジ2本
本体はアルミダイカストだと思います。荒いマット仕上げの黒なので非常に質感が良いです。本当に良いです。自転車のリング錠でここまで質感が良いものはなかなか無いです。
裏面の金属バンドを通す金具と、リング錠としてのシリンダ部分がユニクロメッキされた鉄に見えます。値段が値段なのでステンレスは難しいでしょう。当然ですね。
電池の蓋は個人的に透明の方が良いです。黒も白もツルツルしたプラスチック製なので、マット仕上げの本体部分との差が如実に出てチープさが際立ちます。透明ならスケルトンとしてデザイン的にアリです。
電池が見えることによってイタズラされる可能性があるなら目立たないように隠すのが良いと思います。ロック状態でもプラスドライバーがあれば電池を外すことができるので、物理キー持ってないときにやられると所有者でも解錠できなくなります。
物理キーの差込口にはキャップがついています。
鍵は表裏どちらでも開きます。そしてこれが自転車のリングロックとしては結構レアなのですが、この鍵は解錠状態でも抜くことができます。
自転車のリングロックって、施錠状態になると鍵が抜けて、逆に解錠状態になると鍵が抜けなくて、走行中は絶対に鍵挿しっぱなしでキーホルダーブラブラを強制されるものが多いんですよね。
僕が以前使っていたNIKKOのリングロック NC172は解錠状態でも鍵が抜けるタイプだったので、走行中の鍵にまつわるストレスはありませんでした。
セサミサイクル2は物理キーに関係なく解錠ができてしまうので、鍵が抜ける仕様なのかどうかを気にする人がおらず、公式サイトにも特に書かれていなかったので到着するまで全然分からなかったのですが、この仕様は僕の中で一番評価できるポイントです。
鍵の抜き差しは可もなく不可もなく普通です。NIKKOのリングロック NC172が余りにも滑らかすぎて感覚が引っ張られていますが、普通に物理キーでも使える性能だと思います。
これは白が届いてすぐに取り付け位置の検討を行った際の写真ですね。
OLD DAHONの純正リアフェンダーがかなり幅が広いため、そのままでは通らないことが発覚しました。
最終的に、OLD DAHONのリアフェンダーを一時的に外し、セサミサイクル2のこの赤丸を付けた幅広部分に嵌めてからリアフェンダーを戻すと取り付けが可能であることが分かりました。
ちょうど後輪がパンクしてチューブ交換を行う必要があったので、後輪が外れている状態でセサミサイクル2をフェンダーに嵌め込み、後輪を戻すという手順で取り付けを行います。
取り付けには金属バンドを使わず、自転車側にゴムシート(廃チューブを切ったもの)を当て、結束バンドを3本ずつ使って固定しています。
結束バンドは簡単に切られてしまいますが心配ご無用です。施錠状態のリングロックが自転車本体から切り離されたところで、リアフェンダーと後輪をロックしているのは変わらず、どちらにせよ自走できません。
もし自走できる状態にするならリングロックを破壊する工具が必要なので、結束バンドを金属バンドにしても防げません。
究極的には自転車ごと軽トラに載せられて運ばれてしまえばどうしようもなくなりますからね。
あくまで錠がついているぞという抑止力が目当てのものなので、走行時にズレなければそれで良いのです。
そのうちAirTagくらいは付けたいと思っていますが。
取り付け完了です。
取り付け位置の検討。
自転車は左側から乗って左側から降りるので、施錠のつまみと鍵の差し込み口は自転車左側に来るように取り付けるべきです。
今のところグランテックには白がついています。
キャリアに結束バンド止めです。
グランテックのディスクブレーキ化が叶えばリアブレーキのある場所が空くのでそこに付けたいですね。