アルミフレームで作業机を自作する~組立編~

Featured image of the post

目次

前回の記事

📄Arrow icon of a page linkアルミフレームで作業机を自作する~構想・設計編~

発注関係

前回の記事では、発注前の登録の段階で終わっていました。

登録後もいくつかステップがあります。

しかし、土日を挟んでしまった(3,4日目が土日で営業日ではなかった)ために少々時間が掛かりました。

1日目
(午前2時)
1日目
(営業時間)
2日目
登録申請登録完了・見積依頼見積完了・発注依頼支払い方法の確認(初回限定)
3日目5日目8日目
支払い方法を返答請求書メール・振込完了部品到着

発注は営業日が連続しているタイミングを強くおすすめします…(虚無タイムです)

しかし、振り込みから到着までわずか3日というのは素晴らしいです。
加工梱包発送輸送とやることは多いはずなのに…
初回限定の項目に時間が掛かったので、次からは即日振込まで短縮できそうで楽しみです。

部品受け取り

天板
Image in a image block

あまりの重さに家族が玄関に放置です。

14kgありました。

無垢材と比べたら軽いのでしょうが、体積相応だと思います。

Image in a image block
Image in a image block

良い黒色です。40mmあるのでかなり分厚いです。

僕一人で運べるくらいの重さで良かったです。

アルミ構造材
Image in a image block
Image in a image block

分割されて梱包されていました。長さ、部品の種類ごとに適切に分けられていましたね。

アルミとはいえ金属なだけはあり、箱は細くともずっしりと重く感じられます。

ここで重さを量っておけばよかった…

Image in a image block

部品名のシールが貼ってあります。

長さも載ってるのでメジャーが無くても問題ないです。

六角レンチは用意しましょう。

組み立て

その前に復習

前回作成した3Dモデル

脚の組み立て

Image in a image block

ツライチにします。

フレーム端にはジョイントが内蔵されていますが、ジョイントの位置合わせは手で行います。

締める前に指で触り、段差が無いか最終確認しておくと良いです。

Image in a image block
Image in a image block

レゴみたいで楽しいです。

Image in a image block

天板を載せてみます。

この状態で上に寝そべったり座ったりしてみましたが、びくともしませんでした。

ガッチガチです。

Image in a image block

工業製品感がとても良いです。アルミダイカストのこの質感!!!

Image in a image block

iPhoneを床に置いて作業していたら、気付かないうちにアルミ構造材の角を当ててしまっていたみたいです。

ガラスフィルムの残機-1

部品の追加工

Image in a image block

固定用のねじ穴です。

ここにM8のボルトを固定します。

Image in a image block

これがサイドナットです。

こちらはステンレス。

切削面の輝きが良いですね。

この切削面が天板と触れるため、このままではボルトの頭が干渉して締めることができません。

また、この穴もM8でねじが切られているため都合がよろしくありません。

ということで加工します。

ボルトの頭を細くする

削ります。

旋盤は持っていなかったので、一番マシそうな方法を取りました。どのご家庭にも存在するベルトグラインダーです。

全然綺麗に丸くなってくれず、結局最後にドリルの回転を止めた状態で手で回して微修正を行いました。

Image in a image block

ダイエット成功です。

Image in a image block

4個は流石に面倒でした。

ネジ山を削り飛ばす

M8の雌ねじなのでΦ8のドリルで穴を削ろうと思ったのですが、家にあるドリルでは歯が(刃が)(物理的に)立ちませんでした。

電動リューターと超硬ビットの出番です。

Image in a image block

ツルツルに削ります。

これを4回分です。面倒くさい。

これで加工終了です。

天板の固定

Image in a image block

追加工のおかげでサイドナットの切削面と天板が接するまで締めることができました。

六角穴付きボルトなので頭が見えない位置でも問題なく締めることができます。

組立完了

Image in a image block
Image in a image block
Image in a image block
Image in a image block

なんかステッカーが曲がっている気がします。

いい感じの写真群はここまでです。

Image in a image block

壁との間に隙間があります。これは壁が凹んでるだけですね。

最初の儀式

Image in a image block
Image in a image block
Image in a image block

やっぱラーメンは黒いテーブルだと映えますね。

チキンラーメン美味しいです。

部屋の様子

Image in a image block

おさまりが良いです。

CADで部屋を丸ごとモデリングした甲斐あって、ぴったり収まってます。

カーテンダサすぎ!?!?

カーテンは自分で探そうと今静かに決意しました。

Image in a image block
Image in a image block

DAHON Ⅲが下に入ります。

僕は足というか膝や脛が机の中板に当たるとものすごくイライラする人間なのですが、ぐらつき防止のために机の脚の間の空間を限界まで広く取ったので広々してます。

足が伸ばせると気持ちが良いです。

使用感

机が広い
Image in a image block

(完食後に観始めました)

奥行に余裕がありすぎます。

これだけ広いと勉強にも便利そうです。

奥行きがない机で教科書やノートを複数開く必要があるときってイライラするんですよね。

重い

とても重いです。

天板と脚が分割されていれば一人で運べるのですが、一塊になっていると大きくて持ちづらく、しかも相応に重いのでまず持てません。

片側だけ持ち上げて位置調整などは簡単にできるので、天板と脚との固定だけは予定の位置に運んでからやったほうがいいです。

折角なので机の重量の計算をしてみます。
まず天板が14kg

アルミフレーム 1.410kg/m
1000mm 2本
620mm 2本
620mm 2本
526mm 2本
606mm 2本
920mm 1本
計7664mm 10.80624kg

ジョイント 67g×14=0.938kg

ガセットジョイント 257g×12=3.08kg

サイドナット 156g×4=0.624kg

天板と脚を固定するねじは含んでいませんが、それはもう誤差でしょう。

合計29.44824kg


たしか、高さが合わないというのが理由で見送った同じ天板が使われているサカエの軽量実験作業台が…24kg

過剰なジョイントによる重量増でしょうか。

重ければ重いほど色々な作業が行いやすくなるので、まあ良しとしましょう。

引っ越しについては分解すればよいので気にしないことにします。

天板が入っていた段ボールが超便利

いくら天板が耐薬品性に優れ汚れに強いとはいえ、避けることができるのなら汚れは付けないに越したことはありません。

ところで、天板が入っていた段ボール。

天板が入っていたということは、天板より段ボールの厚み分大きなサイズです。つまり…

Image in a image block

完璧な作業マットです。

サイズぴったり。
軽い。
そこそこの強度。
縁のお陰で道具が落ちない。
実質無料!!

机を最大まで覆えるので広さには全く影響がなく、研磨作業が快適でした。

作業が終わっても、掃除機かけて壁に立てかけておけばまた使いたいときに使えます。

Image in a image block

自転車整備にも使えます。

かなりデカいので、その保管場所さえ確保できれば非常に便利です。

ダメになっても段ボールなので簡単に捨てられます。

これは良い収穫でした。

次回

デスクこたつ化しました。

📄Arrow icon of a page link作業机をデスクこたつ化する